2026年3月31日で組織での働き方を一区切りつけました。

職場を離れる際もそうでしたが、退職後に「今何してるの?」と聞かれる度に少し言葉に詰まっていました。
無職…でもない。
フリーランス…と言い切るのもまだ違う。
うまく説明できないまま過ぎていたある日、以前から知っていた「キャリアブレイク」という言葉をあらためて自分のこととして捉えてみました。

出産、子育て、定年退職。
あるいは、体調を崩したり、家族の介護が始まったり、働き方を見直さざるおえない出来事だったり…
理由は人それぞれですが、人生のどこかで一度立ち止まる時間が訪れるものだと思っていました。
私の場合、そのタイミングは思ったように来ませんでした。

これまでの仕事に大きな不満があったわけでもなく、このまま続ける選択もありました。またその延長線に戻る道が完全に閉じるわけでもありません。ただ続けるほどに「このままでいいのか」と考える時間が増えていきました。

「キャリアブレイク」とは今就いてる仕事から少し距離を置いて、自分のこれからを見つめ直すための時間として使われることがあるそうです。人によっては休職という形で一定期間時間を置いてから、また元の職場に戻ることも。

私の場合は、これといって大きな出来事があったわけではないのですが、緊急ではないけれど自分にとって大切なことにまとまった時間を使ってみたい。そんな思いから退職を決めました。

イラストレーションはずっと好きで、細く長く続けてきたものです。ふとしたときに心が動くのも、やはりそこでした。

自分のイラストに向き合う時間としてまとまった時間を使うことにしましたが、すぐに結果が見えることではないかもしれません。
外から見れば、何も変わっていないように映るかもしれません。
それでも見えないところで少しずつ形になっていく時間を楽しんでみたいと思います。